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オール電化にすると電気料金ってどのくらい?

    

オール電化住宅に関心を持つ方が増えています。熱源を持たないことで火災リスクを回避するだけでなく、光熱費の一元化などを通して生活をもっと快適にしてくれますが、気になるのが、オール電化にかかる電気料金ではないでしょうか。

ここでは引越しや新しい生活を始める方に役立つオール電化の特徴、気になる電気料金について探っていきます。

都市ガスの地方都市に適したオール電化

オール電化とは、住宅の調理や給湯、冷暖房の全てを電化する生活スタイルのことなので、IHコンロを利用するだけでは、オール電化とは呼べません。

まず調理家電では、IHコンロを利用します。電気を熱源にしていますが、IH対応鍋やフライパンであれば、素早く加熱します。また常に温度などを自動的にチェックしており、空焚きや過剰加熱などの状態を自動的に判断して電源をOFFにする機能も搭載しているため、安全性も高いです。

ガスを利用する生活スタイルと違って、給湯では安価な夜間電力を利用してお湯を沸かして溜め、光熱費を節約します。煖房も夜間電力を使って蓄熱し、お風呂を沸かすさいに作った熱を溜めておく蓄熱ヒーターで室内を温めます

このように電気を使って生み出した熱を効率的に利用するのが、オール電化の特徴です。ポイントとなるのが、夜間電力の利用でしょう。

多くの人々は昼型の生活スタイルであることから日中に利用する電力が少なくなり、電気料金も高くなります。しかし夜間に活動する人たちは少ないので、使われない電力もたくさんあります。この使われない余剰電力を使うことで光熱費を削減します。

具体的にはどれぐらい節約できるのでしょうか、気になりますよね。契約している電力会社やプランによって違ってきますが、1kWhあたりで比較すると夜間電力は約127円に対して、都市ガスは126円、LPガスだと221円になります。都市ガスが普及していない地方都市に引越すのであれば、高い節約効果を発揮すると考えられます。

オール電化のメリットを活かす夜間電力の上手な使い方

オール電化の課題は、昼間の電気料金が高めであることです。安価に設定した夜間電力の利用を前提にしているため、日中にたくさんの電力を使用すると電気料金も割高になります。引越しするさいにオール電化を検討するなら、上手に夜間電力を利用する方法を考えておきましょう。

まず利用する夜間電力の時間帯を把握します。契約する電力会社によって違ってきますが、夜間電力の時間帯は22時~翌朝8~10時頃に設定されているので、ライフスタイルに合わせて選びます。

例えば、共働きの場合は22時~翌朝8時までのプランが良く、主婦(主夫)がいる場合は、23時~翌朝10時までのプランなどを探しておくとよいです。日中の電気代が高くなるので、生活スタイルに合わせるようにしてください。

夜間時間帯を有効活用します。例えば夜間時間帯に洗濯機や食器洗い、炊飯器やポットなどを稼働させることで月々の電気料金を節約できます。最近はタイマー付き家電が増えているので、夜間時間帯に合わせて設定しておくことをおすすめします。夜間電力を徹底的に有効活用する生活スタイルの確立が、節約を実現するポイントです。

引越しを機会にオール電化対応プランを持つ電力会社と契約しましょう。いずれも夜間電力料金が割安なので、東京や大阪のような大都市であっても都市ガス以上に節約できます。プランをチェックする場合はライフスタイルに合った夜間時間帯に加えて、土日祝日の電気代についても確認しておいてください。

オール電化の節約効果をアップする住宅性能

さらにチェックしてほしいのが、住宅の断熱性や気密性などの住宅性能です。オール電化は、どんな住宅やマンションに対しても行えますが、住宅の性能によっては節約できないばかりか、負担が増えてしまうこともありえます。

オール電化の節約効果の決め手と言えるが、住宅の断熱・気密性能です。断熱性能が高ければ、蒸し暑い夏や雪がちらつく寒い冬の気温を遮り、室内空間を常に快適な状態に保つため、冷暖房コストを節約できます。

気密性も重要なポイントです。気密性の高い住宅は、建材と建材の間に気密テープやシートなどを張り巡らし、コンセントの裏にカバーを設けることで室内の空気を逃さないため、節約に大きく貢献します。

もし引越し先の住宅の断熱性や気密性が低い場合は、せっかく蓄熱した熱が逃げてしまい、外気の気温が室内に入り込み冷暖房コストが増加することでしょう。それを避けるには、引越し先の住宅やマンションの断熱・気密性をあらかじめ確認しておきます。

参考になるのが、Q値とC値です。Q値は建物から逃げる熱量を示しており、Q値が小さいほど断熱性能が高くなります。またC値は1㎡あたりの隙間面積を示しており、C値が小さいほど気密性も高いです。

地域ごとに基準が違いますが、Q値の場合は2.0未満、C値の場合は1.0未満だと節約効果が高くなります。引越し先の住宅やマンションを探すさいの参考にしてください。

 

オール電化の電気料金について探ってきましたが、気になる情報が見つかったと思います。屋内に熱源を持たないことで火災リスクの回避や光熱費の一元化、夜間電力を利用することで節約できることが分かりました。

ただし節約性能を最大限に引き出すには、夜間電力を活用と断熱性や気密性など一定以上の住宅性能も求められます