ライフプランに合った電力会社・引越し先の電力会社を見つけるなら、相談窓口の利用がおすすめ!

電力会社を乗り換えたい!供給バランスは?停電は大丈夫?

    

引越しを機会に家族構成やライフスタイルに合わせたプランを利用したい、できるだけ電気料金を節約したいという方が増えています。しかし気になるのが、停電ではないでしょうか。

オール電化で停電してしまうとライフラインのすべてを失うため、乗り換えに踏み切れないという方もいます。

需給バランスを調整する仕組みがある

引越しのときに電力会社を乗り換えてもバランスに変化は起きません。電力小売自由化をしてもなぜ需給バランスが崩れないのかを説明します。電力小売自由化により、経産省が定めた発電・送電・小売の3つに分割されました。

発電部門は原発や火力発電、水力発電など電力を生み出す事業であり、よく知られている東京電力や関西電力などの大手に加えて、送電事業者らが独自に持つ発電所からも電力を供給してるので、需給バランスを維持できる体制ができています。

要となるのが、送電線部門です。国が許可した事業者である東京電力や関西電力など大手事業者が、電力の送電に責任を持ち、電気の需給バランスを調整しています。中部地方で電力が足りないと判断すれば、関西や北陸などから電力を供給するなどの対応策がとられます。

電力小売部門は、大手都市ガスや製鉄会社、太陽光や風力発電を用いた再エネ業者、サービス業などを母体とする業者まで数多く存在します。これらの電力小売業者らは、消費者との契約に基づいて自社設備で発電しており、足りない分を東京電力や関西電力などの大手事業者に電力を購入して需給バランスをとっています。

新電力会社と契約しても、その電力の中には東京電力や関西電力などの大手事業者が発電した電気も多く含まれています。また送電システムは、以前と変わりなく大手事業者が責任を持って対応しているので、大災害が発生しない限り需給バランスが崩れる可能性は低いと考えられます。

安定供給の要「最終保証供給約款」

もし契約した電力会社が破綻したらどうすればよいのでしょうか。

2020年3月末までは、東京電力や関西電力などの各地域の大手電力事業者が契約した電力会社に代わって電気を供給する義務があるため、万が一契約している電力会社が破綻しても1年は電力供給され続けます。

では2020年3月末以降はどうなるのでしょうか。

この場合は、大電力事業者らが最長で1年の間、電力を供給する仕組みが導入されます。

「最終保証供給約款」と呼ばれており、電力会社不契約状態になっている消費者に対して電力を供給し続ける緊急措置的な電力プランです。

ただし規定されている1年以内にどこかの電力会社と契約をすることが求められます。もし最終保証供給約款が定めた1年以内に電力会社と契約を結ばない場合は、電気供給が停止される可能性が高いです。

実は、電力小売自由化以降に参入した数社がすでに倒産や撤退しています。いずれも一定数の消費者と契約を締結していましたが、破綻や撤退してもすぐに電気が使えなくなったというトラブルは報告されていません。

電気がなければ、生活に甚大な影響を及ぼすので不安に思われる方も多いですが、仮に契約した電力会社の経営が傾いたり、撤退や破綻しても1年の間は電力供給が保証されます。その期間中に他の電力会社と新たな契約できるので、安心して利用してもらえます。

電力会社を乗り換える場合の停電リスクはある?

引越しのさいに電力会社を乗り換えたいけど、停電リスクが気になるという方も多いようです。ライフラインの要である電気が使えなくなると冷暖房が止まり、通信機器も機能しなくなるので生活に様々な不具合が生じます。

中には停電リスクを恐れて大手電力会社と契約したほうがいいと思われる方もいますが、あまり難しく考えなくても良いです。まず契約した電力会社によって停電リスクが増減することはないため、安心して乗り換えを検討してください。

電力小売事業車は経産省に届け出ており、契約を満たすだけの発電設備を自社所有していたり、必要な分を他の発電事業者から購入するため心配は不要です。停電が発生する場合は、落雷などで送電線が被害を受け一時的に機能を損失する、あるいは大災害の被害により送電設備などが故障するなどが考えられます。

このようなトラブルや事故、災害に対処するのは、送電線設備の管理責任を持つ東京電力や関西電力などの大手電力会社です。落雷などの一般的な原因であれば、数十分から数時間、大災害の場合では3~1週間ほどで回復します。

ガスや上下水道など様々なインフラの中でも電気が最も早く復旧できるので、どの電力会社のプランと契約しても停電リスクに大きな違いはでないと考えられます。

引越しを機会に電力会社を乗り換えたいときは、ライフスタイルや家族構成などを考慮して決めてください。どの電力会社のプランを利用しても電気の品質や停電リスクは、全く同じです。

 

電力会社を乗り換えても需給バランスが崩れることはありません。

また停電リスクなどが頭をよぎるかもしれませんが、そのような場合に備えて緊急避難措置が1年間もうけられており、その期間中は電力を利用できます。1年以内にどこかの電力会社と契約できるので、安心してください。