ライフプランに合った電力会社・引越し先の電力会社を見つけるなら、相談窓口の利用がおすすめ!

最適なアンペア量は?料金はどこも同じ?

    

引越しをする際は、それを機にしてアンペアの見直しや電力会社の変更を検討する人もいるでしょう。家族構成が今までと変わってしまう場合は特に見直しが必要になりますし、料金を安くしたい場合も電力会社を変更することが有効になるケースもあります。

今回は、引越しで電力の見直しや変更をするときに知っておきたいことを紹介します。

アンペア(A)とはそもそも何なのか

そもそもアンペア(A)というのは、電気の流れる量を示す単位であり「10A」などと表記されます。分かりやすく言えば、この数値の大きさによって同時にどれだけの電化製品が使えるのかが決まるものだと言えるでしょう。

電力会社との契約ではこの容量をあらかじめ決めておくケースが多く、それぞれの家庭によってこの容量をどれぐらいにするかを自分で決めることができるようになっています。しかし適切な容量を設定しないと、いろいろな不都合が起こってしまうことがあるのです。

まず、アンペアが小さすぎるとどうなるのかというと、瞬間的な電力消費の増加に追いつくことができずにブレーカーが落ちて、部屋が真っ暗になってしまうということが起こりやすくなります。例えば消費電力の高い暖房とドライヤーを同時に使うと、容量オーバーになってブレーカーが落ちてしまうのです。

では逆に容量が大きすぎる場合はどうかというと、容量に余裕があるため1度に多くの電化製品を使ってもブレーカーは落ちにくくなりますが、基本料金が高くなってしまうというデメリットがあります。

基本料金というのはアンペアの容量によって決まるので、容量が大きいほど高くなってしまうのです。その金額に関しては、容量の数値が倍になると金額も倍になるという設定になっていることが多いと言えるでしょう。そのためあまり電気を使わないのに容量だけを大きくすると、金銭面で損をしてしまうことがあります。

適切な容量はどうやって決めたらいいのか

引越しでアンペアの容量を見直したい場合、どうやって容量を決めたらいいのか分からないという人も多いでしょう。

ここでは容量の決め方について紹介しますが、まず挙げられるのは「電化製品の消費電力から割り出す」という方法です。電化製品には消費電力が何Wかということが表示されているため、同時に使う可能性のある機器の消費電力を合計することで、どれだけの容量が必要になるのかが分かります。

100Wは1Aに置き換えることができるので、例えば合計が2,500Wだった場合は25Aということになります。そのため、この場合は最低限必要な容量は25A以上ということになりますし、多少の余裕をもって30Aの容量を選ぶとちょうどよいと言えるでしょう。

この計算を行うときのポイントは、暖房やドライヤーなどの消費電力が高そうなものから合計するということであり、携帯電話の充電器やLED電球などの消費電力が少ないものはあまり考慮する必要がないということです。容量を決めるもう1つのやり方は、住宅で暮らす人数や電気の使用状況によって大まかに決めるという方法になります。

1人暮らしなら10~20Aで、2人暮らしは30A、そしてファミリーであれば40~50Aを選ぶのが一般的です。さらに、オール電化を導入している家庭の場合は60A以上が必要になると言われています。

新電力会社だと本当に安くなるのか

ここまではアンペアの容量を選ばなければならないケースについて紹介してきましたが、それを選ぶ必要のない電力会社もあります。それはどんな会社なのかというと、まず挙げられるのは「最低料金制」というものを導入しているところです。この制度は、一定の電力使用量まではその料金に含まれるというものであり、各地にある大手電力会社の一部で採用されています。

次に挙げられるのは「基本料金などがそもそもない」というものであり、容量の設定がなく、使った分だけ支払うという仕組みになっています。

こうした仕組みが採用されているのは、電力自由化に伴って誕生した新電力会社に多いと言えるでしょう。このような新電力会社は料金が安くなることが魅力だと言えますが、実は全てのケースにおいて安くなるとは限りません。

例えば一人暮らしの場合はファミリーなどと比べると電力消費が少なくなる傾向にありますが、毎月の電気代の平均が4,000円より少ない場合は安くならないことがあるのです。新電力会社は使えば使うほど安くなるような仕組みになっているので、電力消費が少ないと割高になってしまうという事情があるからです。

そのため、電気料金を安くすることを目的に電力会社を変える場合は、自分のケースで本当に安くなるのかどうかを確認する必要があります。そのためには、年間の平均使用量をあらかじめ把握しておくということも必要になってくるでしょう。

 

引越しでアンペアを見直したい場合は、電化製品の消費電力の合計や、住宅で暮らす人数にによって適切な容量を決めることができます。新電力会社の場合はアンペアによる基本料金がないところも多くありますが、使用状況によって電気代がお得になる場合もあればそうでない場合もあります。