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託送料金って何のこと?みんな支払うの?

    


電気やガスは自由化によって契約する会社を選ぶことができますので、引越しは固定でかかる光熱費を見直すチャンスでもあります。安くするためには各光熱費の内訳がどのようになっているか、料金の仕組みを理解し、私たちが何気なく使っている電気やガスにかかるコストを学んでおきましょう。

様々ある発電方法とコストの関係

火力・原子力・水力・地熱・太陽光など、電気を発電する方法はたくさんあり、発電方法によってコストも変わってきます。この中でも最もコストが低いのが原子力発電ですが、事故が起きると大問題になる危険性があり、国民の中でも反対する人が多くいます。

実際に東日本大震災では福島原発で大きな事故が起きてしまい、世界がその動向に注目しました。環境汚染は国境を越えて様々な場所に影響を及ぼす可能性があり、海洋汚染も問題視されました。環境にも優しい再生可能エネルギーは発電コストが高くなる傾向にあり、料金を考えるとなかなか手を出しづらいと考える人もいます。

安全を取るか、料金を取るかは難しい選択です。 2018年の発電方法の割合は、大部分が火力発電です。原子力発電所の事故以来日本中の原子力発電所は停止をしていましたが、徐々に再稼働を始めて全発電量の5%弱を賄っています。

毎年少しずつ再生可能エネルギーの割合も増えてきていますが、設備投資に多額の資金が必要になるため、その費用は電気料金に上乗せされることになり、私たちの家計にも少なからず影響を与えている点には注視しなくてはなりません。

海外と比較すると日本の再生可能エネルギー発電シェアはまだまだ低いのが現状です。資源が乏しい日本ですので、再生可能エネルギーのシェアを増やし、自力でエネルギーを賄っていく政策が必要とされています。

電気料金の内訳と託送料金について

私たちが何気なく使っている電気では、発電コストの他に送電設備の維持費が上乗せされています。送電網がなければ発電所からの電力を家庭まで届けることができず、張り巡らされた送電線のメンテナンスには多額の費用がかかります。この送電設備にかかる費用のことを託送料金と言い、経済産業省の認可によって地域ごとに価格が決まっています。

送電線のメンテナンスコストは、契約している電圧の大きさによって変わってきます。一般家庭で使っている低圧電力の配電設備のコストは工場向けのような高圧なものと比較するとコストが非常に高いため、託送料金も高く設定されています。

東京電力の場合は家庭向けである低圧は1kWh当たり8.57円、高圧が3.77円、特別高圧が1.98円となっています。この費用はどのような電気会社と契約しても必ずかかってくる費用ですので、変更することはできません。

電気料金を安くするためには、発電コストが低い会社を選んだり、ガスや携帯、インターネットなどその他のインフラとセットで契約することによって料金を下げることができる会社を選ぶと良いでしょう。ひとまとめにすることによってお得な割引プランを用意している会社も多く、引越しをするタイミングは固定費を見直すチャンスでもあります。一度契約をすると一定期間解約ができないケースもありますので、必ず条件にも目を通しておきましょう。

託送料金を下げるためにできること

託送料金は地域によって異なります。経済産業省資源エネルギー庁のホームページでは託送料金に関するページが用意されており、各一般送配電事業者ごとの供給約款を確認することができます。

定期的に料金が見直されるので注意しなくてはなりませんが、託送料金が高いのが沖縄や東北、安いのが関西や北陸になります。1kWhあたりにかかってくる料金ですので、電力消費量が多い家庭ほど託送料金の差による光熱費の違いは大きくなってくるでしょう。もし引越しすることができる地域を自分で選ぶことができるのであれば、料金の安い地域を選んでみるのも良いかもしれません。

もちろん仕事の都合や生活環境の変化もありますので、託送料金だけで引越し先を選ぶのは良くありません。しかし仕組みを知っておいて損はしないでしょう。これから家を建てるという人は、太陽光発電も視野に入れておくと良いかもしれません。設置するのに費用はかかりますが、長期間利用することができ、余った電力は会社に販売することもできるため、光熱費を大きく減らすことができる可能性があります。

国からの補助は終了してしまいましたが、住宅用太陽光発電関連の補助金を自治体が用意しているところもあるため、予め調べておくと良いでしょう。将来的には電気自動車の普及率もアップすることが考えられるため、太陽光発電をしていると自動車にかかる費用を抑えることも可能です。

 

引越しのように生活環境が変わるタイミングは家計を見直すチャンスです。また、家電の買い替えによって電気料金を下げることができるケースもあります。古い家電を使っているよりは新しいものに変えてしまったほうがエネルギー効率がよく、消費を抑えることができるからです。