ライフプランに合った電力会社・引越し先の電力会社を見つけるなら、相談窓口の利用がおすすめ!

電力会社の基本料金ってどこも同じ?

    

引越しをするとき、電力会社を変更して電気代を安くしたいと考えている人もいるでしょう。しかし本当に安くなるのかどうか疑問に感じているという人も多いのではないでしょうか。

今回は、基本料金をはじめとした料金の仕組みや、新電力会社の料金に関すること、そして新電力会社を利用すると本当にお得になるのかということについて紹介します。

従来の大手電力会社の料金について

それぞれの地域には従来の大手電力会社があり、多くの家庭ではその地域ごとの会社と直接契約を結んでいます。こうした電力会社の料金は、主に「基本料金」と「従量料金」の2つを足すという仕組みになっています。

「基本料金」とは何かというと、どれだけ電気を使ったかに関わらず毎月必ず支払わなければならない固定費だと言えるでしょう。この金額は、電気の流れる量を意味するアンペア(A)の容量によって変わり、その数値が高いほど金額も高くなるという仕組みになっています。

家族住まいの一般的な家庭で採用されているアンペア容量は30Aや40Aと言われていますが、この場合だと毎月1,000円前後かかるのが相場です。この基本料金の金額は、各地の大手電力会社によって多少の違いがありますが、それほど大きな違いはないと言えるでしょう。

一方の「従量料金」というのは、実際に使用した電力量に応じて加算されるものであり、当然のことながら、電気を使えば使うほど高くなります。またこちらは、使う電力量が大きくなるほど単価が高くなるという仕組みになっているのも特徴です。

この仕組みには3段階の単価が設定されており、1段階である120kWhまでの使用分は一番安く、3段階である300kWh以上は最も高くなります。これは、電気の使い過ぎを抑えることや、国民の最低限の生活水準を守ることを目的とした措置だと言われています。

新電力会社の料金の仕組みはどうなっているのか

引越しで新電力会社に乗り換えることを考えている人の中には、基本料金がどうなっているのかを知りたい人も多いでしょう。従来の電力会社の場合は毎月1,000円前後かかることが多いですし、年間に直すと12,000円程度もかかることになります。

しかし新電力会社というのは、基本料金が0円だったり、従来のものより安かったりする場合が多いのです。この「0円」の場合はどんな料金の仕組みになっているのかというと、使用した電力量によって決まるという従量料金だけで計算されることになります。

そのため、単純に考えれば基本料金分のお金を節約することができるため、同じ電力使用量でも、従来の場合より安くできる場合があるのです。新電力会社はなぜ安くできるのかというと「販売方法を工夫している」という理由が、まず挙げられます。

大量に電力を使う企業向けの高圧電力というのは家庭用よりも割安になるのですが、新電力会社はこの高圧電力をマンションごとに一括購入して、居住者に切り売りすることで安くするという工夫をしているのです。

そして他にも「仕入れ方法を工夫している」という理由もあります。太陽光や風力、水力といった再生可能エネルギーは、仕入れをするときに国から交付金がもらえることになっています。ですので、こうした再生可能エネルギーから仕入れ、通常よりコストを抑えることで安くしている場合もあるのです。

基本料金0円でもお得にならないケースもある

新電力会社では基本料金が0円のところも多いということを紹介しましたが、引越しで電力会社を変える際は、実は「0円」プランでもすべての利用者がお得になるわけではないことも知っておく必要があります。

なぜそうなるのかというと「0円」の場合は従量料金の単価が電力使用量によって区別されておらず、一定になっているからです。先ほど説明したように、従来の電力会社では単価が電力使用量によって3段階となっていますが「0円」の場合はどれだけ使っても同じ単価になります。従来の場合は電力使用量が少ないと単価が安く、多く使うほど高くなるという仕組みになっています。

しかし「0円」の場合はどれだけ使っても単価が一定なので、多く使うとお得になるのですがあまり使わないと損をしてしまうのです。そのため、あまり電気を使わない一人暮らし世帯の場合は、むしろ料金が高くなってしまうこともあるので注意が必要でしょう。

大まかな目安としては、毎月の料金の平均が4000円以上であればお得になり、それより安い場合は損をしてしまうことがあると言われています。ただしこれはあくまでも目安に過ぎないので、引越しで電力会社を変更するときは各社のプランをよく理解して、自分のケースにあてはめてみることが必要になります。

そしてその上で、本当にお得なのかどうかを見極めることが重要になると言えるでしょう。プランを検討する際は、あらかじめ自分の電力使用量がどれぐらいなのかということを、検針票などを見て把握しておくことが必要です。

 

従来の大手電力会社は、基本料金と従量料金の組み合わせになっていますが、新電力会社は基本料金が0円のところも多くあります。ただし「0円」の場合でも、電気をあまり使わない一人暮らし世帯では、お得にならないこともあるため注意が必要です。